日本ハムは7日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で開催する10日のDeNAとのオープン戦で、フェンシング女子で東京五輪代表候補の溝口礼菜(19=早大)が始球式を務めると発表した。

 溝口は鎌ケ谷出身。幼い頃に父親とともに鎌ケ谷スタジアムへ来場したこともあるという。「初めて野球を観戦したのが、この球場。思い出のあるこの球場でまさか私がボールを投げられるとは思いませんでした。頑張ってボールをホームまで届かせます」と意気込んだ。

 週末の天候を気にしているのは、鎌ケ谷の名物社員「DJチャス。」だ。「ファイターズの若手選手同様、この鎌ケ谷からまた新たな新星が出てくるのはうれしいよね。ヨシ、週末のオープン戦が終了するまではオレの人生はすべて『てるてる坊主』にささげるぜ!」と、祈るような気持ちで空を見上げながらPRしていた。