巨人のドラフト３位大城卓三捕手（２５＝ＮＴＴ西日本）が決勝打を放った。

　同点の８回１死一、二塁、オリックス小林の外角へ沈むフォークを左前適時打。下半身の粘りで、しぶとくバットを合わせた一打に「反応で打ちました」と振り返った。オープン戦は５試合で７打数４安打２打点。打率５割７分１厘と猛アピールを続けている。

　高橋由伸監督（４２）も「キャンプの時から、スイングスピードであったり、振る力というのはあったので。振る力というのが、少々バットの先でも外野の頭を越えたり、芯に当たれば東京ドームのときのような素晴らしい打球が出るのではないかなと思います」とルーキーの打力を高く評価した。