ヤクルトが2点ビハインドの9回に粘りを見せ、引き分けに持ち込んだ。広島一岡から、先頭の荒木を皮切りに山崎、奥村、鵜久森と途中出場の選手が4連打で1点差に。続く谷内の併殺打の間に2点目を奪った。

 小川淳司監督(60)は「最後は非常にいい攻撃だった。欲を言えば勝ち越せれば良かったが、1軍で投げている投手に途中から出た選手がいいバッティングを見せてくれた」と称賛。一方で2失策など守備陣にミスが出たことには「ミスが多すぎる。打つ方も守る方も粘ることはできたけど、防げるミスは防がないといけない」と引き締めた。