阪神の開幕ローテーションを争う小野泰己投手(23)と才木浩人投手(19)が明日13日からの教育リーグ中日2連戦(ナゴヤ)で調整登板することが11日、分かった。ともに先発で、5イニング以上になるとみられる。才木が13日、小野が14日の予定。2月キャンプから結果を出し続けており、今後はスタミナもチェックすることになりそうだ。

 小野は7日DeNA戦で5回2安打無失点。2月から5戦14イニングを無傷の防御率0・00だ。7日の試合後、金本監督は「球数が50何球やろ? そこからが見たいんだけど、本当に」と話していた。

 才木も6日DeNA戦で4回1安打無失点。過去5戦で防御率1・38だが、4イニングが最長だ。6日の試合後、指揮官は小野のケースと同様に「先発ローテだったら4回以降、5回、6回、7回のスタミナ。それ以降が見たかった」と指摘していた。2軍戦だが試合終盤の球威などを確認することになりそう。新たな関門に挑む。