ソフトバンク工藤公康監督(54)は、逆転負けにも打線の奮起に目を細めた。5試合タイムリーがなかったが、柳田悠岐外野手(29)が1回2死一塁から先制の三塁打。その後も打線をつなげて、足をからめるなど多彩な攻撃で7点を奪った。

 工藤監督は「負けはしましたが、みんな集中力が途切れることなく試合に入ってくれていた。ボールにくらいついていった」と先発全員安打の15安打7得点の打撃力には納得していた。