前回7日の巨人戦で3回8失点と散々だったロッテの新外国人エドガー・オルモス投手(27=レッドソックス3A)が、オリックス戦でオープン戦2度目の先発。4回1失点とまずまずの投球を見せた。

 3回までは無安打無失点と素晴らしい内容で「今の段階で100%ではないが、今日はカーブでストライクが取れたのが1番」と納得の様子。

 4回に制球が乱れ、2安打2四球などで1失点したが、最後は1死満塁のピンチを遊-二-一の併殺でしのいだ。「4回は、抑えたいという気持ちがはやって投げ急いでしまった。でもマサ(小林投手コーチ)が来て『慌てなくていい』と言ってくれたので併殺でしのぐことができた」と話した。

 前回登板では、土が柔らかすぎて足を踏み込んだ場所に穴が掘れてしまう日本のマウンドに苦しんだ。この日はプレートを踏む場所を変え、足が穴にはまらないように修正して投球。

 今後に向けては「子供のころから、早く投手有利のカウントにもちこめと教えられてきた。それが成功へのカギだし、大事にしていきたい」と話した。