ZOZOマリンのマウンドとベース付近の改修が、開幕に間に合った。人工芝の一新などリニューアルしたばかりだったものの、走塁を重視するロッテ井口監督から土が軟らかすぎると注文を受けていた。

 マウンドについても、小林投手コーチが「他の球場も国際試合仕様で硬くなっている。それに慣れている投手が多い」と改善を希望していた。足への負担や水はけを考慮して、粘土質を7割程度まで増やした配合に変更した。試し投げした石川は「土の質が変わった。締まった感じ」と変化を実感していた。