西武ファビオ・カスティーヨ投手が来日初登板、初先発で初勝利を挙げた。

 150キロ超の直球にスライダーを織り交ぜ、強力打線を6回1死までパーフェクトに抑えた。

 6回1死から上林を一ゴロに打ち取ったはずが、カスティーヨのベースカバーと上林の一塁到達が微妙なタイミングだった。ソフトバンク工藤監督がリクエストを求めた結果、判定が内野安打に変わり、パーフェクトを逃した。7回には犠飛で1失点。それでも、6回2/3、4安打1失点の好投だった。

 「5回までいって記録が頭によぎったけど、1本打たれて、またしっかり投げられた。この日のために2月から準備してきたものが出せたと思う」と胸を張った。

 辻監督は「これだけ投げてくれた。素直にうれしい」と喜んでいた。

 西武は開幕から負けなし5連勝。全ての試合で先発投手に勝ちがついた。