阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が16日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した。外国人選手が同一球団所属で取得したケースはセ・リーグ初。来季から外国人選手枠を外れ、日本選手扱いでプレーできる。

 阪神は国内FA権を取得したメッセンジャーに速攻の残留要請を行った。15日の甲子園練習後、谷本球団副社長兼球団本部長は「必要な選手だと思っている。節目ということでお会いした」と説明した。8月に37歳を迎えるが、球団は年齢による衰えはないと高評価。今年は2年契約の最終年でもあり、今後は新たに複数年契約も視野に入れ、本格的な残留交渉を行う。