ソフトバンクが故障者続出のなか、5連勝を飾った。

 中村晃外野手(28)が右太ももの筋挫傷、デニス・サファテ投手(36)も股関節の張りで抹消されたなか始まったゲーム。2回に甲斐拓也捕手(25)の先制2点適時打などで3点を先制した。7回には四死球と敵失でつかんだチャンスで内野ゴロと犠飛で2点を追加。絶対的な守護神がいないなか、森唯斗投手(26)が9回を無失点に抑えて2試合連続セーブをマークした。

 先発し、7回を2失点の好投だったリック・バンデンハーク投手(32)は「野手のおかげで勝てた。デニスが帰ってくるまで僕らが頑張らないといけない」と気持ちを引き締めていた。最後を締めた森も「すごいアドレナリンが出ます。自分が引っ張っていかないといけない」と今季初のお立ち台で語気を強めていた。