DeNAのドラフト1位東克樹投手(22)が初本拠地初勝利を飾った。8回まで毎回先頭を封じ、7回1/3を投げて4安打無失点の快投を本拠地で披露した。プロ初勝利を挙げた前回登板に続いて、巨人戦で2連勝。2リーグ制以降、巨人相手に初勝利から2連勝は史上6人目の快挙となった。

<過去の巨人キラー>

 ◆金田正一(国鉄) 通算65勝(72敗)は巨人戦最多勝利。完封勝ちも最多の14試合あり、57~58年に10連勝をマークした。

 ◆平松政次(大洋) 金田に次ぐ51勝(47敗)を記録。長嶋を打率1割9分3厘に抑え、70年5~7月に3試合連続完封勝ち。

 ◆権藤博(中日) 通算は18勝も、プロ2年目の62年に9勝。62~63年にマークした巨人戦11連勝は現在でも破られていない。

 ◆星野仙一(中日) 71~73年に10連勝するなど、通算35勝31敗で勝率5割3分。巨人戦30勝以上では最も高い勝率。

 ◆川上憲伸(中日) 通算24勝20敗。02年8月1日には松井、高橋由らがいた巨人相手に1四球のノーヒットノーランを達成。