DeNA選手会が実施する「星に願いを」プロジェクトで、砂田毅樹投手(22)が24日、横浜市立大岡小学校を訪問した。

 6年生約100人が待つ体育館にサプライズで登場すると、歓声と拍手が湧き起こった。事前に行った子どもたちへのアンケートを元に、夢について話し合った。スポーツ選手になる夢を持っている子どもには「体力が必要になる。精神的にも体力的にもキツイことがあると思うけど、本当になりたいならそこで負けないで、弱音を吐かないようにしてほしい。つらいことより、楽しいことが勝る時が来ます」とアドバイスを送った。

 子どもから「投手として気をつけていることはなんですか」と聞かれると、自身の極意を伝授。「弱気にならないこと。打たれたらどうしよう、とは考えない。マウンドでは相手に弱みを見せない」と答えた。

 「星に願いを」プロジェクトは2005年から始まった取り組み。砂田も育成選手から支配下登録を勝ち取っており「諦めないことが大事だと自分の中で思っている。夢がかなわなくても、頑張ってきたことは他の職業になっても役立つと思う。頑張ることに意味がある」と話した。