ソフトバンクが新兵器を導入する。27日、ライブリッツ社が開発、提供する「野球選手トラッキングシステム」を活用することを発表した。

 同システムはこれまでデータ化できなかった走塁、守備のプレーについて数値化することができ、戦略面や選手の技術向上面で活用できるという。3月中旬からヤフオクドーム、ファームのタマホームスタジアム筑後に専用機器を設置しデータ蓄積を進めていた。

 具体的には、野手が打球に対してどういう動きをしたか、捕球からスローイングにどれだけの時間を要したかなどをデータ化することで練習時に根拠を持って意識付けできるメリットなどがある。

 同社がソフトバンクと協力しながら開発を進め、昨年完成したばかりで導入は12球団初となる。