阪神金本知憲監督(50)が今日28日から始まる今季初の敵地広島3連戦に向けて「守乱封印」を厳命した。昨季はマツダスタジアム12試合で3勝8敗1分け。複数試合で勝ち越したカードはなかった。「打線は打っている。守りだよね。簡単なミスとか、フライのミスとか、スローのミスとか。そういうので2年間やられているイメージがある。自分の範囲のボールをちゃんとやっていかないと」と強調した。

 17年の12試合を数字で振り返れば課題は明確だ。打線は計55得点、7本塁打の打率2割7分6厘と上々。一方で防御率5・80、13失策と守りでは苦しんだ。中でも開幕カードの3連戦は36被安打で22与四死球、8失策で24失点という惨状。18年は最初に嫌なイメージを吹き飛ばしておきたいところだ。指揮官はリードした展開での守備固めについても「早めにね」と予告した。

 「ここでは点を取れている。自信を持って、どっしりと腰をすえて、点を取ってミスをしないこと」。そんな指揮官の勝利プランに欠かせない4番ロサリオは、敵地に初上陸して上機嫌だった。「すごくいい球場。すごくアメリカの球場と似ているし、選手にとっても快適な球場だと思う」。

 金本監督と5分間話し込んだ後、フリー打撃では計32スイングで左翼へ3連発を放つなど計9発。左翼方向のネットを越す場外弾も決め、ロングティーも敢行した。「相手は関係ない。やらないといけないことがあるので、しっかりやりたい」。気合十分の新主砲を中心に、1年前の悪夢に別れを告げる。【佐井陽介】