巨人を自由契約となった栃木の村田修一内野手(37)が約2週間ぶりの復帰戦で、引き分けに持ち込む一打を放った。

 1点を追う9回1死二塁、カウント1ー0から右翼越えの同点適時二塁打。最大6点差あったビハインドを追いついた。この日は「4番DH」で先発し、3打数1安打1打点2四球。足のコンディション不良から大事を取って15日の福島戦から欠場していたが、復活を印象づけた。

 試合後は「僕自身今日はいいところで打つことができましたが、三振もしますし、打てない時もあります。みんなが活躍のおかげで点差も詰めてくれたので、僕もなんとか貢献したいと思っていたところでしっかりでてくれました。みんなの気持ちがみれて、いい勉強になりましたし、僕もまた打てるように頑張りたいです。せっかく見に来てくれたみなさんに、『村田がみたい!』と思ってもらえるよう、プレーする元気な姿を球場で見せて「いけたらと思います」とコメントした。

 29日以降もDHとして試合に出場する見込み。5月11日からは古巣巨人3軍との交流戦が行われる。ホームである小山運動公園野球場で午後6時開始予定。3連戦は「男・村田祭り」と銘打ち、さまざまなイベントなどで注目の対決を盛り上げていく。