ロッテ大隣憲司投手の移籍後初登板は、1回3分の2KOで初黒星がついた。

 昨季まで在籍していた古巣ソフトバンク戦に先発。初回から柳田とデスパイネに2ランを許し、2回も3点を失って一塁に走者を残したまま降板した。風速10メートルをを超える強風と降りしきる雨という難しい条件下で、7安打7失点だった。「こういう結果になってしまい申し訳ない。それしか出てこない」と反省した。

 井口資仁監督は「今日に合わせて調整してきてこれじゃあ。本人が一番分かってると思います」。3番手で登板したチェンが4回のロングリリーフでつないだことにも触れ「チェンがいなかったら中継ぎに本当に負担がかかっていた。(先発と)自覚してやってほしい」と厳しかった。