土壇場の連続だった。

 1点をリードされた9回2死、代打の大引の同点ソロ。延長戦に突入し、再び1点をリードされた延長10回2死一、二塁には川端が同点適時打。

 最後は延長11回2死一塁から坂口が右越えにサヨナラの二塁打。ベテラン3人衆の活躍で、劇的な勝利を飾った。

 大引は今季初安打を値千金の同点本塁打で決めた。「代打のホームランも初めて。シーズンの初ヒットがホームランなのも、初めてじゃないですかね。1軍にいる以上、結果を出さないといけないですから」と意地を見せた。

 今季は絶不調の川端も、大引に続いた。中前にポトリと落ちる適時打に「落ちた場所が良かった。これからどんどん(調子を)上げていかないと」と久しぶりの笑顔。サヨナラ打の坂口は「なんとか後ろにつなごうと思っていました」と振り返った。