プロ2年目のブレークを期待された阪神大山悠輔内野手(23)が苦しんでいる。

 開幕スタメンの座をつかんだが、打撃不振で4月28日の広島戦を最後に先発メンバーから外れた。この日は7番三塁で久しぶりのチャンスを得たが、空回りした。初回にゲレーロのゴロを捕球した後、飛び出した二塁走者をアウトにできなかった(記録は野選)。7回には中前へのポテンヒットで出塁したが、二塁でけん制死。反撃のチャンスをつぶした。「走塁がすべて。チームの流れを止めてしまった。やってはいけないことをやってしまった」と沈痛な表情で球場を後にした。

 打撃は3打数1安打だったが、本調子には遠い。金本監督は「初回といい、若さが出たというか、この苦い経験を次に生かさないと。期待はしていますよ、ずっと」と話した。将来の主軸候補として、16年ドラフト1位で獲得。昨年は7本塁打を放ち、長距離砲の片りんを見せたが、2年目の壁にぶち当たっている。