西武は10日、BC・富山のデュアンテ・ヒース投手(32)の獲得を発表した。

 現在、チームは貯金14の首位と好調だが、補強を行った。渡辺久信シニアディレクターは「1カ月半、終わってみて、戦力的に足りないピースを埋めるためにも、獲得に動きました。ピッチャーは何人いてもいい。ペナントは始まったばかり。うちは、いい位置にいるが、足りない部分の補強で先手を打ちました」と説明した。

 先発、リリーフ、どちらの起用になるかについては「経験値から両方できるのがポイント。富山では後ろを投げているが、現場がどう考えるかの判断です」と話した。

 近く合流の予定だ。

 ヒースは身長193センチ、108キロ、右投げ右打ち。今季から富山に所属していた。14年から2年間、広島に所属した。14年は7試合に先発し3勝0敗、防御率は2・38。15年は救援投手として43試合に登板し、3勝6敗4セーブ10ホールドをマーク。防御率は2・36だった。