西武榎田大樹投手(31)が、“山賊打線”をよみがえらせた。2試合連続で大敗していたロッテを相手に7回を投げ、被安打4の無失点。阪神から移籍後、無傷の4連勝を飾った。テンポの速い投球で攻撃へ流れをつなぎ、持ち味の強力打線は1回に一挙4得点。投打がかみ合い、連敗を4で止めた。

 ◆榎田が無傷の4連勝。シーズン4勝は阪神時代の13年に並ぶ自己最多となった。西武は菊池も5勝0敗。西武の左腕2人が同一シーズンに無傷の4連勝以上をマークしたのは球団史上初めて。西武移籍1年目に無傷の4連勝以上は6人目。日本人投手では97年のデニー(デニー友利)以来。