不振の阪神ロサリオは、本拠地での仕切り直しでも精彩を欠いた。

 13日の広島戦が雨天中止になると、左足を上げる米国時代の打撃動作に変更。この日の試合前練習では大飛球の柵越えを連発させていた。だが、実戦で結びつかない。1回2死二、三塁では外角スライダーを打ち損じて二飛。4回の一邪飛、6回1死一、二塁での右飛もスライダーで抑えられた。8回は空振り三振。すべて外角スライダーを集中的に投げられ、あえなく凡退した。4回には守備でも筒香のゴロを捕ったが、一塁を踏むのが遅れた。攻守で乗り切れない。