巨人山口俊投手(30)が因縁の会沢とのリマッチに臨んだ。1日の広島戦で2打席連続死球を与え、乱闘騒ぎになっていた。この日は会沢が今季初めて5番に昇格し、中軸でマッチアップ。試合前日には「前回は(広島に)やられてますし、今回は抑えないと」と期する思いでの一戦だった。

 第1打席は2回1死、カウント2-1から外角スライダーで中飛に打ち取った。

 第2打席は4回1死一、二塁。ピンチを迎え、小林、阿部もマウンドに近づき、山口俊を鼓舞する。だが外角中心の攻めで、四球となり、ピンチが拡大した。それでも続く野間、バティスタから連続三振を奪い、切り抜けた。

 第3打席は6回2死、力強い146キロ直球で押し込み、二直に打ち取った。