巨人陽岱鋼外野手(31)が、左手甲の骨折から復帰後初の2軍戦に「1番中堅」でスタメン出場した。

 DeNA先発の今永の前に第1打席は3球三振。第2打席は141キロ直球を打ってゴロとなったが、三塁手の悪送球で出塁。和田の右前適時打で二塁から生還した。

 1点を追う5回2死二塁で迎えた第3打席は再び三塁の失策で出塁し、二盗にも成功。同点の7回に立った第4打席は7球粘り四球、第5打席は二ゴロ併殺に倒れ、4打数無安打に終わった。

 4月3日中日戦(ナゴヤドーム)で死球を受け登録を抹消。5月19、20日の3軍戦で実戦復帰を果たし、この日3戦目を終え「いい投手と対戦できてよかった。1軍へいける準備ができるように、たくさんボールを見て早く慣れていければ」と先を見据えた。