鉄は熱いうちに打て-。

 ヤクルト山田哲人内野手が23日、甲子園の室内練習場で約15分間の特守を行った。前日22日の阪神戦(倉敷)では2者連続で併殺を狙った二塁送球が悪送球となり、先制点を献上した。この日の阪神戦が中止となると、同じミスを繰り返さないよう、二塁送球の自主練習に励んだ。

 「ゲッツーは一番得意なプレー。それでミスしたので何でかなと思って映像を見た。上半身と下半身が合ってないのと、ボールを捕った時に『いける』と思って上体が突っ込んでいたのもあった。今日やってバランスよく投げられた。反復練習は必要だと、あらためて思いました」と納得の表情で振り返った。

 チームは現在4連敗中で借金9と、波に乗れずにいる。「雰囲気は悪くないと思う。きっかけが何かは分からないけど、きっかけの人間になれればと思う。(ミスを)取り返したい」と、24日阪神戦(甲子園)への意気込みを口にした。