阪神金本知憲監督が両チーム無得点の8回裏1死にセーフティーバントを成功させた植田を絶賛。

 「見事でしたね。やるタイミングもうまい」。

 秋山が8回4安打無失点の力投で4勝目。

 「何より秋山に勝ちがついたのは一番うれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべて「ただ普通に投げるのと、ああやって気持ちを込めて投げるのとでは違うんだということを、他の投手も見習ってほしいですね」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -8回1死一塁から2番糸原が犠打。3番福留の敬遠も頭にあった

 金本監督 いや、あそこは五分五分でしたね。左投手でしたし、(福留を)歩かせて秋吉ぐらい来るのかな、とか。想定はしていましたね。

 -ロサリオは1発を放った後に打撃が湿りがちだった。嫌な流れもなくなりそうだ

 金本監督 いやいや、その前の打席を見ると、まだ変化球に苦しんでいるところがある。最後は変化球1本で狙うように指示を出していた。それをちゃんと、とらえてくれました。

 -借金1で交流戦開幕前の巨人3連戦を迎える

 金本監督 ジャイアンツにはずっとやられている。なんとか選手たちが甲子園でやり返すという気持ちを持ってね。その気持ちが強ければ強いほど、勝ちに近づくと思う。そこを大事にしてほしいですね。