オリックスで球団本部長などを務めた村山良雄(むらやま・よしお)常務取締役が24日午前4時45分、間質性肺炎のため、兵庫・西宮市内の病院で亡くなった。72歳だった。

 宮内オーナーも、球団草創期から尽力してきた村山氏の死去を悼んだ。楽天戦観戦のため、東京ドームに来場。村山氏はチーム状況をオーナーに伝える役割も担ってきただけに「本当に悲しいです。本当によくやってくれました」としのんだ。楽天に敗れて勝率5割復帰を逃したものの、手に汗握る投手戦を堪能。両投手の力投を認めた上で「岸君がよく投げたね」と相手をたたえた。