タレント見栄晴(59)が始球式を行った。この日のロッテ戦は「楽天メディカル 頭頸部(とうけいぶ)がん克服デー」として開催。太田光捕手(29)にワンバウンド投球し、拍手を送られた。
始球式に臨むのは20代の頃に東京ドームで行って以来、2度目だという。「その時は、ちゃんとキャッチャーまで届いたんですけど、それから30年以上経って、18・44(メートル)を12・44(メートル)にしてほしいなっていう(笑い)。加齢とともにホームベースまでの距離を短くしてほしいなって。もう届かないですね」と笑った。
見栄晴は2年前に頭頸部がんのひとつである下咽頭(いんとう)がんのステージ4と診断された。抗がん剤と放射線治療で克服してマウンドに立ち、あらためて健康でいられる喜びを実感したという。「実はグラウンドに立っている時に涙が出てきちゃって。うれしくて。今も感動というか、元気になってよかったと思って。本当に治していただいたおかげで、始球式ができた」とかみしめた。
がんを克服した1人として見栄晴が伝えたいことがある。「車じゃないですけど、車検のように2年に1回じゃないですけども、なるべく定期的に体を健康の時に見ていただくっていう。なって初めて後悔するっていうのがあると思うんで、絶対ならない方がいいので」と検診に行く重要性を説いた。



