西武菊池雄星投手が25日、イースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)に先発し、2回4安打3失点(自責0)だった。球数は47球で、最速は154キロ。

 左肩の回復が思わしくないため、再調整中。5月4日以来の実戦マウンドだった。

 初回、先頭比屋根を151キロで空振り三振。2番川端は一ゴロを打たせたが、味方の失策で二塁に進まれた。3番広岡をスライダーで空振り三振。2死二塁となり、4番村上に左越えへ2ランを打たれた。外低めを狙った152キロを捉えられた。

 2回は先頭古賀に右前打を打たれた。その後、味方の失策が絡み、3点目を失った。

 3週間振りの実戦を終え「投げられたことが一番の収穫です。(直球は)良かったと思います。ただ、まだ良い球と悪い球がはっきりしている。良い球が何球かあったことは、プラスに捉えています。順調にステップは踏めていると思うけど、課題を感じた部分も多かった。来週へ向けて修正したいです」と話した。

 中6日で、6月1日の交流戦、阪神戦(メットライフドーム)での1軍復帰を目指している。