巨人先発の野上亮磨投手(30)が、5回4失点で4敗目を喫した。

 2回、先頭の糸井に右中間二塁打を打たれると、続く中谷に初球の141キロストレートを左翼席へ運ばれた。内角を狙った球が真ん中へ入り「甘く入ってしまった。勝負しにいった結果、力負けしてしまった」と悔やんだ。

 4回には先頭の四球から大山に適時打、5回にも1死から四球で出した走者を失点につなげてしまった。今季自身2戦2勝と好相性の阪神に敗れ「四球が一番良くない。状態自体は良くないけれど、その中でもゲームメークしていかないと。真っすぐの質を高めていかないといけないし、全体的にレベルアップが必要」と悔しがった。

 チームは今季2度目の4連敗。4月24日以来の借金1となった。