5連勝中の虎をさらに波に乗せる。今日29日ソフトバンク戦(甲子園)で先発予定の阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が、タカ打線に挑む。

 「先発で出る以上、完封を目指して投げたい。どんな状況であっても、できるだけ長いイニングを投げられるようにやっていきたい」

 ソフトバンク戦は12年から5連敗中。好投しても打線の援護がないケースが多いとはいえ、今日こそ白星を飾りたい。

 虎の大黒柱は、現在セ・リーグトップタイの7勝をマーク。順調に勝ち星を重ねることができれば、05年の交流戦開始以降では球団史上最速で、期間中に2桁勝利に到達する。「交流戦終わりまでに10勝というわけではないが、シーズン終わりまでに自分がやるべきことを達成するには、それぐらい(の勝ち数に)行っておきたい。今シーズンに入る前に達成したいこと、やるべきことは頭にあった。それを達成するために高い意識を持って臨んでいる」。

 この日は甲子園で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュで登板に備えた。前回登板した22日ヤクルト戦(倉敷)からチームは5連勝中。「自分としては前と変わらずに、自分のやるべきことをやっていくだけ。前回、自分に勝ちがついて、そこから連勝がスタートしたと思うので、今まで通りのことを続けていきたい」と冷静に語った。

 来日9年目の助っ人は、抜群の安定感を誇る。先発登板9試合で8度のQS(クオリティースタート=6回以上を投げて自責点3以下)をクリア。パ・リーグ相手にも熟練の投球術を披露する。【真柴健】