アマチュア野球を統括する全日本野球協会は29日、市野紀生会長の辞任に伴い、新会長に山中正竹氏(71)の就任を発表した。

 山中氏は社会人の住友金属や母校の法大で監督を務め、92年バルセロナ五輪で監督を務めるなど国際経験も豊富。昨年から侍ジャパンの強化委員会強化本部長も担っている。山中氏は「20年東京五輪で野球が復活するという大きな一歩が控えている。プロとアマがこぞって、野球界にとっていいオリンピックにしたい。みなさんの力を借りて日本の野球界の発展に努めたい」と話した。