ロッテ有吉優樹投手(27)がヤクルトを相手にプロ2度目の先発。しかし“先発初勝利”はまたおあずけとなった。

 2回に先頭バレンティンに二塁打され、その後、1死一、三塁のピンチで大引に左前適時打を打たれて先制を許した。

 それでも大崩れせず、キレのある直球と低めに集まる変化球を織り交ぜ、5回1/3を6安打1失点、3三振4四球。雨が降る中、粘りの投球をみせた。

 悪天候で試合開始が50分遅れたが「中継ぎの時と同じように肩を作って、行かなかったら休んで、また作ってと今までの経験が生きたと思う」。

 反省点としては「先頭バッターを出した回が、失点やピンチに〓(繋の車の下に凵)がっていますし、2アウトからのフォアボールも次の課題」と話した。