阪神能見篤史投手が「救援デビュー」した。約1カ月ぶりに出場選手登録されると、3番手で2-3の7回に登板し、無失点に抑えた。

 16年9月以来、2年ぶりのリリーフ登板。これまで数度の中継ぎ経験はあるが、今回は初めて本格的な転向になる可能性が高い。左腕は「何とかゼロに抑えることを考えていた」と話した。

 先頭小田は空振り三振。その後、四球と失策で1死一、二塁としたが、4番マレーロを二飛、続く小谷野を遊ゴロ。右の主軸2人をきっちり打ち取った。試合前には「先発とは全然違う。(試合への)入り方が難しい」と話していたが、まずはきっちりとベテランらしく仕事を果たした。

 今季の能見は3試合に先発して未勝利(2敗)と結果を残せていなかった。