日本ハム孫易磊投手(21)がDeNA東克樹投手(30)との対決を制し、来日3年目で初勝利を手にした。孫は、外国人投手では球団史上最年少での勝利となった。
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背中に「SUN」、グラブに「自分の名前のように」と太陽の刺しゅうを縫い込んだ台湾出身の21歳孫易磊が、北海道で輝いた。5回には1死二、三塁のピンチを招くも、小田を外角へのチェンジアップで三振、松尾は二飛に打ち取り耐えた。「あそこは三振を奪わないといけないので、力全開で、ギアを入れて投げました」と振り返った。
来日3年目。地道につくってきた肉体が、勝利を呼び込んだ。昨季の春季キャンプから約11キロ増量し、現在は94キロ。野太い太ももに体重を乗せ、初回には自己最速を1キロ更新する158キロをマークした。「ウエートトレーニングの成果が出ました。でも長いイニングを投げないといけないので、おさえてはいた。ちょっと惜しいです」と、さらなる高みを見据えた。
2年前、最初に覚えた日本語が「吸収」。日本の野球を学ぶことに貪欲で「テンポの速い日本の野球が好き」と言う。好きな漫画はボクシングを扱った「はじめの一歩」で、好きな技は主人公が繰り出す、左右上下に体を動かしながら相手を追い詰める「デンプシーロール」。力のあるストレートにチェンジアップ、スプリットなどを織りまぜ、好打者ぞろいの横浜打線を、巧みに追い込んでいった。【永野高輔】



