ヤクルト山田哲が交流戦の「得点王」を狙う。小2までFWだったサッカー好きの山田哲は2年前、共通の友人を介して日本代表FW武藤と会食。ロシアW杯でのゴールを期待される誕生日が1日違いの同学年ストライカーに「応援しています。連絡してみようかな」と、エールを送った。

 得点を期待されるのは山田哲も同じだ。ここまで48得点はセ・リーグ1位。交流戦では5得点で、8得点で1位の源田(西武)らを追う。現在2試合連続安打中と上り調子で、1番山田哲が出塁して本塁を駆け抜ける回数が増えれば3年ぶりの7連勝がグッと近づく。

 この日のソフトバンク戦(神宮)は雨天中止となり、打撃練習で状態を確認した。好きな選手に「あの顔になりたい」とポルトガルのFWロナウドを挙げる“点取り屋”山田哲が、ヤクルトの快進撃を引っ張っていく。