攻撃重視の強竜打線が不発に終わった。敵地での交流戦6連戦用に新外国人スティーブン・モヤ外野手を加えて、ビシエド、アルモンテと、打率3割超えのカリビアントリオをクリーンアップにズラリ。08年以来となる右翼平田の2番起用、守備力に不安のあるアルモンテを3番DHに入れた。そして4番ビシエド、5番左翼モヤの布陣で臨んだ。しかし、期待の外国人3人は計11打数1安打。「外国人が打たないとウチは勝てない」と森監督はため息をついた。

 今季15イニング無失点で2戦2勝の山井も6回途中4失点でKO。「先頭打者に四球を出したらダメ。誰でもいっしょだ」。5位巨人との差は1・5ゲームに開き、指揮官は肩を落としていた。