ソフトバンクが2つの失策をきっかけに痛い黒星を喫してしまった。2回、松田が先頭岡本のサードゴロをエラーすると、続く阿部の一、二塁間への打球を明石が連続エラー。その後2死満塁から先発武田が小林に痛恨の走者一掃のタイムリー二塁打を許した。なおも、坂本勇にもタイムリーを許しこの回4失点。3回には武田が亀井に6号2ランを被弾。序盤で6失点…。勝負は決まった。

 「アウトに取れるのはちゃんとやらないと…」。試合後、明石は失点につながった失策を悔やんだ。交流戦は6連勝後に4連敗。10日の中日戦(ナゴヤドーム)では柳田の2打席連続弾などで完勝したものの、またしてもカードの初戦を落としてしまった。

 先発武田もこれで自身3連敗。「追い込んでからの決め球が甘く、低めに集められなかった。序盤から大量失点して申し訳ない」と肩を落とした。

 13日はパ・リーグトップを切って観客動員数100万人突破の見込み。何とか白星で飾りたい。