日本ハムが投打で阪神を圧倒して連勝、カードを勝ち越した。

 打線は初回に中田の内野ゴロの間に先制。5回には中島の2年ぶりの犠飛で追加点。6回は大田の2点適時二塁打、中田の15号2ランなどで4点を加え、8回も近藤の3点適時二塁打でダメ押し。投げては先発のマルティネスが7回無失点と好投。毎回走者を許したが、決定打は防ぎ続けた。

 連勝で阪神戦の勝ち越しを決め、交流戦も7勝7敗の勝率5割となった。栗山英樹監督(57)は「今日は、みんながんばったので良かったです」と、一息ついた。15日からは交流戦で好調なヤクルトを本拠地・札幌ドームで迎え撃つ。「とにかく明日。本当に好調なチームと戦う。しっかり戦いたい。がむしゃらに勝ちに行くしかない」と、勝って兜の緒を締めていた。