広島が日本ハムに敗れ、7勝11敗で交流戦を終えた。交流戦の負け越しは4年ぶり。先発福井は立ち上がりに2失点すると、修正できないまま5回4失点。9回には中崎が鶴岡に2ランを浴びた。打線は5点ビハインドの9回にバティスタのソロで1点を返し、さらに好機はつくるも、追い付くことはできなかった。広島緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

 緒方監督(自ら話し始め)今日は交流戦最後の試合。それも地元での試合だったので勝って終わりたかったけど、こういう結果になって残念というか、悔しい。

 -追い上げる姿勢は見せた

 緒方監督 そういうところはうちの持ち味。最後まで諦めない攻撃をやってくれた。

 -先発福井はリズムをつくれなかった

 緒方監督 リズム? 前回もあんな内容でしょ。点を取られてはいけない展開の中、失投で点を与えるわけだから。それが彼の課題だと思う。

 -交流戦は投手陣が失点を重ねた。

 緒方監督 この交流戦は本当に厳しい戦いになると思っていた。こういう結果になってしまって…。ここからリーグ戦が再開する。いろんな課題が出ているので、しっかりとした、投手を中心とした守り勝つ野球をできるように修正していかないと。これから先、厳しい戦いが待っているのでね。これを乗り越えないと、大きな喜びもない。それができるように頑張っていきます。