粘り合いで敗れた。阪神秋山は6回4安打3失点も、7敗目を喫した。4回に丸に先制ソロを被弾。ファウルで粘られ、粘りが真骨頂の秋山が先につかまった。6回1死から四球と菊池の適時二塁打で追加点を奪われ、鈴木にも適時打を浴びた。「粘ることを徹底され、それが続いて6回に粘れなかった。まだ対戦がある。粘ってきているときに早いカウントで打ち取るとか、考えながらやりたい」と悔しそうに振り返った。

 援護に恵まれない投球が続くが「悪い流れの後に抑えるケースを増やせれば。成長するためにも乗りこえたい」と自分を責めた。昨季1試合、今季初登板と対戦は少ないものの広島戦は通算9試合で1勝5敗、防御率4・21。10年9月5日に勝ってから白星が遠い。反撃を目指すチームのエース格として。早めに広島から白星を奪っておきたい。