阪神は広島に3連敗を喫したが、一時は5点差を追いつく意地を見せた。

 1-6で迎えた6回、2死満塁の好機で、代打原口文仁捕手(26)が中前2点打を放ち、まず3-6に。7回1死満塁から陽川尚将内野手(26)の右翼への適時打で4-6。なおも1死満塁から中谷将大外野手(25)が「チャンスだったのでとりあえず食らいついていこうと思っていました」と左翼へ同点の2点打を放った。

 9回に広島鈴木に満弾を浴びるなど最後は5点差で敗れたが、若虎の反撃は明るい材料となった。