西武の4番山川穂高内野手(26)が、チームの2位転落の危機を阻止する。

 27日は、オリックス金子千尋投手が先発予定。今季は5月3日に対戦しており、山川の12号ソロで先制し、8-0で快勝した。

 その日は4打数2安打3打点と結果を残したが「僕が本塁打を打ったあの1球だけが、失投でした。限られたチャンスで、それをものに出来ただけでした」と振り返る。

 26日のオリックス9回戦では、山賊打線も先発アルバースを打ち崩せず、2-4で敗れた。「アルバースは自分から崩れないタイプ。(金子も)自分から崩れない、良い投手。甘い球を、1球で仕留めないといけない」と意気込んでいた。

 26日現在2位日本ハムとは1ゲーム差。今日27日、仮に西武が敗れ、日本ハムが勝つと、ゲーム差はゼロになり、西武は1位を死守するものの勝率2厘差となる。山川は6月7日DeNA戦以来14試合で本塁打から遠ざかっているが、本拠地のファンの前での1発で、勝利に導きたい。