オリックスは6日、京セラドーム大阪の球団事務所で会見し、6月22日のオリックス-ソフトバンク戦(ほっともっと神戸)での誤審問題に関し、斉藤惇コミッショナー(78)に提訴状を提出したことを明かした。

 オリックスの提訴状を受理したNPB井原事務局長は「丁寧に対応していこうと思う。もう1度フラットなところから、当時の状況を確認する」と裁定まで長期化する見通しを語った。オリックス、仲野パ・リーグ統括、友寄審判長らから再度事情を聴取し、リーグの理事会なども経る予定。コミッショナーの裁定は、オールスター以降になるとみられる。