西武-ロッテ戦で一触即発の乱闘騒ぎが起きた。3点リードで迎えたロッテの2回の攻撃。2死一、三塁で西武先発今井が投じた初球は、4番井上への肩口の死球となった。

 井上は険しい表情を浮かべ、両軍選手はベンチを飛び出し、ホームベース付近でにらみ合いとなった。選手はいったんベンチに引き下がったが、審判団の話し合いの結果、警告試合となった。

 球場内がざわつく中、2死満塁からロッテの5番角中は右前に2点適時打を放ち、井上の怒りをバットで返し2回までに5点をリードした。今井は1回3分の2を投げ5失点で無念の降板となった。

 西武今井は1回に、井上に先制の3ランを浴びており、前回登板(6月23日)のロッテ戦でも井上に決勝の満塁本塁打を浴びていた。