セ、パ両リーグは10日、6月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。

 セ・リーグの打者は、ヤクルト青木宣親外野手(36)が10年9月以来8年ぶり4度目の受賞となった。6月は打率3割8分8厘、4本塁打、22打点と打ちまくり、チームを交流戦勝率1位に導く原動力となった。

 セの投手はヤクルト小川泰弘(28)が16年8月以来2年ぶり2度目の受賞となった。6月は4試合に登板し、3勝0敗、防御率1・08と投手陣をけん引した。

 投打でヤクルトの選手が選ばれるのは、優勝した15年の9月に山田哲と石川が選ばれて以来となる。

 パ・リーグの打者は、ロッテ角中勝也外野手(31)がプロ12年目で初の受賞となった。打率3割9分5厘、32安打がリーグ2位タイだった。

 パ・リーグの投手は、ロッテのマイク・ボルシンガー(30)が選ばれた。5試合に登板し5勝0敗、防御率2・31だった。来日1年目で初受賞となった。

 投打でロッテの選手が選ばれるのは、97年4月度の河本、小坂以来21年ぶり4度目。

 いずれも賞金30万円と記念盾、トロフィーが贈られる。