中日が主砲ダヤン・ビシエド内野手(29)の満塁本塁打を含む2本塁打6打点の活躍を筆頭に、14安打、今季最多の13得点でDeNAに打ち勝った。「これだけ打てればね。8点取られても勝てることがあってもいい」と、乱打戦を打ち勝って5位浮上の森監督もほっとした表情をのぞかせた。2番手藤嶋が4点を失うピンチもあった。しかし、7回から登板の岩瀬、又吉、鈴木博がそれぞれ1イニングずつをパーフェクトリリーフ。「7~9回をゼロで抑えたのは久しぶり。言われる前に言っておくよ」と、必勝パターンで締められたことを喜んだ。

 前半戦、残す試合は11日のDeNA戦。連勝なら借金も6に減り、後半戦での反攻のきっかけが見えてくる。