巨人がヤクルト・ブキャナンを1発攻勢で攻略した。まずは2回。長野久義外野手(33)が口火を切った。1死走者なしから右翼席最前列へ先制となる7号ソロ。「風です、風」と振り返ったが、打球はグンと伸びた。

 3回はケーシー・マギー内野手(35)が続いた。2死一塁から右翼席最前列へと運ぶ9号2ラン。「メルセデスが初登板なので、先に点を取って、楽に投げさせてあげたいと思っていた」とリードを3点に広げた本塁打を喜んだ。

 最後は坂本勇人内野手(29)が放った。1死一塁から146キロの内角球をとらえて左翼席中段へとぶち込んだ。5点差となる13号2ランに「低めのボールをしっかりととらえられました。手応えも良かったですし、いい角度で上がってくれました」と振り返った。

 3本の本塁打で連勝を3とした。