日本ハムの2軍本拠地、千葉・鎌ケ谷で五十路(いそじ)を越えても“生身のゆるキャラ”として奮闘する「DJチャス。」が、今季も若手の登竜門に電撃参戦する。

 12日に青森・弘前にある「はるか夢球場」で行われるフレッシュオールスターに2年連続で急きょ飛び入り参加することが決まった。かつて、伝説のホームスチールを現場で目撃した男が、将来のブレーク候補が勢ぞろいする若手の祭典でビッグプレーを呼び込む!?かもしれない。

 「DJチャス。」として活動する前は、1軍で広報担当として球宴に参加したことがあるという。一番の思い出を、勝手に話しだした。「やっぱり、04年に長野でやった時の新庄かな。あの神がかったホームスチールはベンチで見ていて鳥肌がたった」と、興奮気味に語った。

 日本ハムからはドラフト1位の清宮、同2位の西村、2年目の郡が出場する。注目を集める清宮とともに青森へ向かう、自称「伝説の見届け人」こと「DJチャス。」は早くも気合MAX。「フレッシュオールスターは若手選手にとっての登竜門なので、今回のオレは彼らを一生懸命応援するだけ! でも、また鳥肌もんのスーパープレーを楽しみにしているぜ」と鼻息は荒い。

 さらに「青森のファンも、今年はどんなドラマが飛び出すのか楽しみにしているはず。フレッシュを盛り上げないとね。きっと誰、このオヤジ?って感じで見られるんだろうけど、もし紫の人を見かけたら決して怪しい人間ではないので、差し入れは、ねぶた祭のりんごジュースでお願いします!」と、大きめで余裕のあるカバンを持って青森へ向かうつもり。もちろん、生身のゆるキャラ業も完璧に遂行し、12球団の若手選手の健闘を祈っていた。