プロ野球は前半戦を終了し、日本野球機構(NPB)は12日、観客動員数と試合時間を発表した。

 セ・リーグは、中日が1試合平均2万9487人で、前年比10・8%とリーグ最高の伸び率となった。今季から移籍加入した松坂大輔投手は、ナゴヤドームで6試合に登板している。他チームはほぼ前年並みだった。リーグ全体では2・2%の増加だった。9回試合の時間は3時間12分で、前年から6分延びた。

 パ・リーグは、ロッテが1試合平均2万2114人で、前年比14・6%とリーグ最高の伸び率となった。昨季は最下位と低迷していたが、井口新監督が就任した今季は3位までゲーム差なしの5位。チームの奮闘が動員数につながった。大谷翔平投手が大リーグに移籍した日本ハムは、前年比5・0%減と12球団で最も観客を減らした。9回試合の時間は3時間12分で、前年から2分延びた。