一般社団法人日本プロ野球選手会は13日、大阪市内で全国高校野球100回大会を記念した「高校野球は僕らの原点だ」企画として選手7人が母校のユニホームを着て思い出を語った。今後は47都道府県(東京、神奈川などは2人)の57選手が母校のユニホームを着用し、ビデオメッセージを撮影。SNSなどを通じて、流していく予定だ。

 日本ハム中田(大阪桐蔭)「懐かしい。思い出は1年の甲子園の春日部共栄戦。今もはっきり覚えています」

 中日福田(横浜)「このユニホームを着ると身が引き締まる。甲子園では中田にバックスクリーン横140メートル弾を打たれた」

 中日大島(享栄)「甲子園には出ていないが、高校野球で学んだものを生かせている。松坂さんとPLはすごいなと思った」

 阪神梅野(福岡工大城東)「一番若いので懐かしい。1年から甲子園を目指したが、今宮、堂林が甲子園では輝いていた」

 日本ハム中島(福岡工)「懐かしい。10年前に着ていたがまだいけるかな。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)したのが思い出」

 オリックスT-岡田(履正社)「いいことも悪いこともあった3年。(中田を見て)最後の試合は桐蔭。腹が立つけどいい思い出」

 西武増田(柳学園=現蒼開)「僕の時と学校名もユニホームも違うから何と言っていいか。甲子園は雲の上の存在だった」